シャオシャオの背中に緑のラインがある理由は?いつまで見られる?

シャオシャオの背中に緑のラインがある理由は?いつまで見られる?

上野動物園のパンダを見たことがある方は、どうしてシャオシャオの背中に緑のラインが引かれているのか、疑問に感じたかもしれません。

その緑のラインが、近々見られなくなるということをご存知でしょうか。

シャオシャオの背中に緑のラインがある理由を、今後どのようになるのかを含めて解説します。

シャオシャオの背中にある緑のライン

上野動物園で2021年に生まれた双子のパンダ、シャオシャオとレイレイ。

兄のシャオシャオの背中には、緑のラインが引かれています。

トレードマークとなっているこのラインは、なぜ引かれているのでしょうか。

その理由は、一緒に生活している双子を識別するためです。

上野動物園の福田園長は、色が緑に決まった経緯を次のように語っています。

「赤は血液に間違えてしまうし、黒だと見分けがつかない……と検討していた飼育係が手にしたマーカーが緑だったそうです。竹と見間違えてしまうという意見もありましたが、もう悩んでも仕方ないかなと」
(出典:女性自身

特に生まれたばかりのパンダは非常に小さく、ひと目で個体を識別する必要があります。

緑のラインは、動物園のスタッフが双子の成長を見守るうえでの工夫の一つです。

トミー
トミー

双子を識別するための目印だよ。

ケンシントンのアニマルマーカー?

シャオシャオに引かれた緑のラインは、アニマルマーカーとよばれる、安全性に優れた動物用のマーカーによるものです。

2022年のゴールデンウィークに開催されたイベントでは、パンダ好きで知られる安住アナウンサーが「シャオシャオに使われているマーカーはケンシントンというメーカーのもの」という推理を展開させました。

公式で発表された情報ではありませんが、アニマルマーカーを開発しているメーカーは多くないため、安住アナウンサーの予想は当たっている可能性が高いと考えられます。

なお、そのときのイベントの詳細は以下の記事で紹介しています。

双子のひとり立ちで緑のラインが消える

双子の成長にともない、これまで一緒に生活していたシャオシャオとレイレイが、それぞれひとり立ちをしました。

2024年4月16日から、2頭は別々で飼育されています。

それにともない、シャオシャオに引かれた緑のラインも見納めとなり、今後新しく引かれる予定はないようです。

最後にラインが引かれたのは、2024年3月26日。

このラインは1か月程度で落ちてしまうので、ゴールデンウィークを迎える頃には見えなくなっていると考えられます。

長らくシャオシャオのトレードマークとなっていただけに少し寂しい気もしますが、こうしたフェーズに移るのは、双子が順調に成長してきた証拠です。

エマ
エマ

緑のラインを卒業するのか~。

まとめ

・緑のラインは双子を識別するため
・無害なアニマルマーカーが使用されている
・メーカーはケンシントン?
・ひとり立ちを機にラインが消える

トミー
トミー

シャオシャオのラインが見られるのはあと少し!

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