【レビュー】51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ

【レビュー】51 世界で一番小さく生まれたパンダ

今回紹介するのは、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地が舞台となるドキュメンタリー映画。
わずか51gでこの世に生を受けたパンダ「ウーイー」が、映画の主役です。
「ほかの国のパンダ事情に興味がある」という方におすすめです。

概要

タイトル51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ
時間80分
公開2012年2月11日
監督塩浜雅之
配給スターサンズ

パンダは100~150gで生まれてくることが一般的です。
しかし、当時世界で一番小さく生まれたパンダは、わずか51gしかありませんでした。

この映画は、出生時の体重から「51(ウーイー)」と名づけられたパンダの成長を追ったドキュメンタリーです。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で記録された膨大な映像資料をもとに、パンダの想像妊娠や育児放棄といった、普段取り上げられる機会が少ない問題を扱います。

エマ
エマ

出生時の体重が51g!?

51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダのストーリー

2006年、双子のパンダが誕生する。しかし、その片方は体重わずか51gしかない超未熟児だった。中国語で5と1を意味する“ウーイー”と名付けられた子パンダは母パンダから見向きもされない。そんなウーイーを何とか生かすべく、飼育員たちが奔走する。
(出典:U-NEXT)

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レビュー

トミー
トミー

パンダを飼育する現場のリアルな様子がわかるよ。

トミーです。
今回は、U-NEXTの見放題の対象だったこの映画を見てみました。
世界最小のパンダとして生まれたウーイーの存在と、そのストーリーが映画化されていることは、書籍などで知っていました。
見る機会を損ねていたのですが、視聴後には「もっと早く見るべきだった!」と思ったほど、素晴らしい作品でした。

映画ではパンダ基地の様々な様子が収められていて、ウーイーだけでなく「莉莉(リリ)」や「毛毛(マオマオ)」など、複数のパンダの物語が並行して描かれます。
ちなみに莉莉という名前に聞き覚えがあり、もしやと思って調べたのですが、かつて韓国のエバーランドに滞在していたパンダと同一個体であるようです。

ウーイーをはじめ、幼いパンダの無邪気な姿はいつまでも見ていられるため、老若男女どなたでも楽しめる動物映画だといえるでしょう。
その一方で「野生のパンダは双子が生まれても、片方しか育てない」「母親が生まれたばかりの子どもを抱くことができずに、育児放棄をするケースがある」といった、あまり知られていない内容も多く含まれており、この映画はパンダの生態を多くの方に知ってもらうきっかけになると思います。
作中でパンダの飼育員が少々荒っぽい言葉遣いをする場面があるのですが、これもまた命を扱う現場の嘘偽りのない様子です。
責任を持って動物を育てることの大変さを、改めて感じました。

これほど事細かに中国のパンダ基地で起こった出来事が描かれている作品が、日本映画だということに驚きですね。
最後に余談ですが、2019年には「成浪(チェンラン)」というパンダがウーイーを下回る42.8gで誕生し、世界最小を更新しています。

まとめ

・当時世界最小で生まれたウーイーが主役
・成都基地のパンダの物語が並行して描かれる
・パンダの生態を詳しく知れる
・VODサービスで配信中

トミー
トミー

世界で一番小さく生まれたパンダの物語!

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