アドベンチャーワールドにいる永明の魅力を紹介！特徴・体験談

アドベンチャーワールドにいた永明は、16頭の子供をもつベテランパンダ。

2022年に30歳をむかえた高齢ですが、今でも元気いっぱい。

長年親しまれてきた、永明の魅力に迫ってみましょう。

永明（えいめい）のプロフィール

性別	オス
誕生日	1992年9月14日
出生地	中国（北京動物園）
父母	父：良良 母：永永
滞在地	アドベンチャーワールド
現住地	中国（成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地）
日本出国日	2023年2月22日

1994年、2歳の時に中国からやってきました。

面長な顔とうちわ型の耳、長い手足が特徴的です。

30歳をむかえた高齢ですが、2020年には良浜との間に楓浜が生まれています。

これまで自然交配で梅梅との間に6頭、良浜との間に10頭、さらに人工授精で蜀蘭との間に1頭の子供が生まれました。

永明のパートナー	永明との子供
蓉浜（ようひん）	–	永明とともにアドベンチャーワールドにやってきた最初のパートナー。来日の3年後、1997年に亡くなっています。
梅梅（めいめい）	・雄浜（ゆうひん） ・隆浜（りゅうひん） ・秋浜（しゅうひん） ・幸浜（こうひん） ・愛浜（あいひん） ・明浜（めいひん）	蓉浜の急逝後、永明の新しいパートナー探しの末、2000年に来園しました。永明との間には6頭の子供が生まれました。2008年に亡くなっています。
蜀蘭（シューラン）	・蘭宝（ランバオ）	中国の動物園で飼育されていた、梅梅の双子の姉。永明との間に人工授精で生まれた子供がいましたが、すでに亡くなっています。
良浜（らうひん）	・梅浜（めいひん） ・永浜（えいひん） ・海浜（かいひん） ・陽浜（ようひん） ・優浜（ゆうひん） ・桜浜（おうひん） ・桃浜（とうひん） ・結浜（ゆいひん） ・彩浜（さいひん） ・楓浜（ふうひん）	梅梅がアドベンチャーワールドに来る際に妊娠していた子供。梅梅が亡くなった後に永明のパートナーになり、10頭の子供が生まれました。永明との血縁関係はありません。

飼育下での自然交配で繁殖に成功した、世界最高齢のパンダ

永明の繁殖能力は、世界的に見てもかなり高いといわれています。

現在は「飼育下での自然交配で繁殖に成功した、世界最高齢のパンダ」という偉大な記録をもっています。

浜ファミリー

アドベンチャーワールドで生まれた永明の子供たちは、名前に「浜」が含まれています。

子供たちが返還された中国では、孫やひ孫が生まれ、「浜家」の存在が知られるようになりました。

優しい性格

永明は、穏やかで優しい性格をしています。

繁殖期には攻撃的になるオスのパンダが多い中、パートナーにあわせて行動する永明。

その温厚さが多くのメスをひきつける、永明の魅力かもしれません。

グルメ

パンダが1日に食べる竹の量は20kg程度。

しかし、パンダは好みの竹でなければ食べないため、動物園では毎日40～60kgの竹を用意しています。

永明はパンダの中でも特にグルメで、多い日は100kgの竹が用意されることもあります。

おいしい竹を食べる時は足を肘置きにする癖があるので、注目してみましょう。

華々しい受賞歴

ジャイアントパンダ「永明」が第10回日本動物大賞グランプリ(公益財団法人日本動物愛護協会主催)を受賞し、昨日東京で受賞式が行われました。アドベンチャーワールドは今後も永明が健康に過ごせるよう努めながらパンダファミリーの幸せの輪が広がっていくことを願っています。#アドベンチャーワールド pic.twitter.com/uMe6uItX2O

— アドベンチャーワールド 公式 (@aws_official) March 16, 2018

2011年、全国に和歌山の魅力を発信した功績から、永明・良浜・梅梅の3頭に「和歌山県勲功爵（わかやまでナイト）」の称号が授与されました。

また、2018年には種の保存に貢献していることを理由に、日本動物愛護協会の日本動物大賞グランプリを受賞しています。

【体験談】永明の思い出

アドベンチャーワールドで見られるパンダは？

アドベンチャーワールドには、現在4頭のパンダが飼育されています。

永明以外のパンダについて知りたいと思ったら、次の記事を見てみましょう。

まとめ