パンダの睡眠時間は？1日にどれくらい寝る？

パンダはいつでも寝ているというイメージがありませんか？

パンダの1日の睡眠時間は、ほかの動物と比べて長いわけではありません。

いつどこで寝ているのか、詳しく見てみましょう。

パンダの1日の睡眠時間

動物園でパンダを見たことがある方は、いつも寝ているような印象を持っているかもしれません。

パンダの1日の睡眠時間は、8～12時間です。

人より少し長い程度で、犬や猫などのほかの動物と比べて特別長いわけではありません。

パンダの1日の大半は食事の時間が占めています。

主食である竹や笹のカロリーが低いため、量で補っているのです。

食事以外の時間にパンダは体力を温存するため、活発に動くことが少なく、いつでも寝ているようなイメージが定着したのでしょう。

パンダは昼夜を問わず寝る

パンダは1日に8～12時間寝ますが、人のように決まった時間にまとまった睡眠をとるわけではありません。

パンダは3～4時間かけて食事した後に、2～4時間の睡眠をとります。

そして、目覚めると再び食事を始めるといったサイクルを繰り返します。

パンダはどこでも寝る

パンダは比較的どこでも寝る動物です。

個体ごとに縄張りを持っていますが、特定の巣はありません。

快適であれば地面でも岩の上でも、寝ることが可能です。

パンダは木登りが得意ですが、木の上で寝る場合もあります。

また、寝ている時の姿勢も様々で、仰向けで転がっていたり、頭から丸まっていたりと、自由に楽なポーズをとっています。

木の上で寝る際は、枝でバランスをとりながら、しがみつくような姿勢になっています。

ほかの動物と比較

こうして並べると、8～12時間のパンダより睡眠時間が長い動物は、珍しくないとわかります。

ほかの動物に襲われるリスクから、草食動物は睡眠時間が短い場合が多いようです。

また、動物園などの飼育下では、安全性が確保されているからか、野生の動物より睡眠時間が長くなる傾向にあります。

妊娠すると睡眠時間が延びる

パンダのメスは、妊娠すると1日の睡眠時間が長くなります。

通常時の2倍ほどに延びるといわれていて、食事の時間が減り、ほとんどの時間を寝て過ごします。

妊娠時のパンダは、1日の睡眠時間が平均して20時間を超え、多いとほぼ24時間寝ている場合もあります。

まとめ