かつて地球には、様々な種類の動物が生息していました。
新生代第四期に生息していたギガントピテクスは、史上最大の霊長類です。
一説によるとギガントピテクスの絶滅は、パンダが原因だと考えられています。
一体どのような理由があったのでしょうか。
ギガントピテクスとは?
学名 | Gigantopithecus |
時代 | 新生代第四期 |
体長 | 約3m |
化石産地 | 中国、東南アジア |
発見 | 1935年 |
ギガントピテクスは、すでに絶滅した史上最大の霊長類です。
現在発見されている化石は歯と下顎のみで、多くが謎に包まれています。
イエティやビッグフットなどの未確認動物はギガントピテクスの生き残りだという説があり、長年議論されています。
また、2005年公開の映画『キング・コング』には、ギガントピテクスから進化した大型類人猿キング・コングが登場しました。
トミー
史上最大の霊長類だよ。
パンダとの生存競争に敗れた
史上最大の霊長類であるギガントピテクスですが、竹や果実などを食べる草食動物だったと考えられています。
ギガントピテクスが生息していた約100万年前から約30万年前には、最古のジャイアントパンダ属が生息していました。
体が大きいギガントピテクスは、ジャイアントパンダ属との直接的競合によって、充分な栄養を確保できずに絶滅したといわれています。
エマ
ギガントピテクスも竹を食べていたんだね。
まとめ
・史上最大の霊長類
・発見されている化石は歯と下顎のみ
・竹や果実などを食べる草食動物
・パンダとの生存競争に敗れた
トミー
パンダとの生存競争に敗れたと考えられているよ。