動物園のパンダが動きを止め、固まっている姿を見たことがあるかもしれません。
この「フリーズ」と呼ばれる現象が起こる理由を、ご存知でしょうか。
食事中などに、なぜパンダが静止するのか、詳しく解説します。
パンダのフリーズ
パンダは気になることがあると動きを止め、ピタッと静止することがあります。
いわゆる「フリーズ」と呼ばれる現象です。
パンダに限らず、犬やウサギ、ハムスターなど、ほかの動物にも見られます。
パンダは1日の大半を食事に費やしますが、竹を食べている時でも不意に固まり、フリーズする様子は珍しくありません。
これには個体差があり、上野動物園のリーリーやアドベンチャーワールドの良浜は、物音に敏感で、フリーズする頻度が高いようです。
気になることがあるとフリーズするよ。
パンダがフリーズする理由
パンダがフリーズするのは、以下のような理由が考えられます。
パンダは警戒心の強い動物で、ちょっとした違和感を察知し状況を分析します。
動物園でパンダがフリーズしている姿を見た時は、こちらが何か怖がらせるような行動をとっていないか、確認するとよいでしょう。
パンダがフリーズするのには、理由があるんだね。
物音に反応している
物音への反応は、パンダがフリーズする理由として、おそらく最も一般的です。
周囲から聞きなれない音がすると、動きを止めて安全を確認します。
食事に集中している
パンダが食事中に固まる場合は、味覚に意識を集中させている可能性があります。
特に、慣れない食べ物を口にしたときは、フリーズして味やにおいを分析します。
警戒心や不安を感じている
パンダも動物ですから、警戒心や不安から動きが静止することも考えられます。
動物園で観覧する際は、パンダが怯えるような行動はとらないようにしましょう。
まとめ
・パンダはフリーズすることがある
・気になることがあると動きを静止させる
・フリーズの頻度には個体差がある
・物音や食べ物に反応している
違和感を察知し、状況を分析しているよ。