世界三大珍獣を紹介~ジャイアントパンダ・オカピ・コビトカバ~

世界三大珍獣を紹介~ジャイアントパンダ・オカピ・コビトカバ~

世界三大珍獣という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

該当する動物は、ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバの3種です。

ジャイアントパンダと比べて、オカピやコビトカバについて知っている方は少ないかもしれません。

それぞれどのような特徴をもつ動物なのか、詳しく見てみましょう。

世界三大珍獣

ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバの3種は、世界三大珍獣といわれています。

1960年にコビトカバが初来日した際、動物学者の高島春雄さんが提唱しました。

それぞれ限られた地域にしか生息しておらず、すべて絶滅危惧種に指定されています。

名前生息地初来日飼育している動物園
ジャイアントパンダ中国1972年(上野動物園)・上野動物園
・アドベンチャーワールド
・神戸市立王子動物園
オカピコンゴ民主共和国1997年(よこはま動物園ズーラシア)・よこはま動物園ズーラシア
・横浜金沢動物園
コビトカバ西アフリカ1960年(上野動物園)・上野動物園
・東山動植物園
・NIFREL
・いしかわ動物園
・神戸どうぶつ王国

上記の世界三大珍獣にボンゴを加えたものを世界四大珍獣、さらにカモノハシを加えたものを世界五大珍獣とする場合もあります。

ちなみに世界三大珍獣の概念は、日本以外で知られていません。

トミー
トミー

それぞれ限られた地域で生息しているよ。

ジャイアントパンダ

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英名Giant panda
生息地中国
体長120~180cm
体重オス:100~130kg
メス:90~110kg
初来日1972年(上野動物園)

クマ科に属するジャイアントパンダは、中国の一部の地域に生息しています。

日本には、1972年にカンカンとランランが上野動物園にやってきたのが始まりです。

現在、上野動物園をはじめとする国内3箇所で飼育されています

オカピ

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英名Okapi
生息地コンゴ民主共和国
体長200~250cm
体重200~350kg
初来日1997年(よこはま動物園ズーラシア)

野生のオカピは、コンゴ民主共和国に生息しています。

体の一部がシマウマに似た模様ですが、キリンの仲間です。

警戒心が強く、詳しい生態はあまりわかっていません。

コビトカバ

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英名Pygmy hippopotamus
生息地西アフリカ
体長150~170cm
体重180~270kg
初来日1960年(上野動物園)

体長が150cmほどしかないコビトカバは、熱帯雨林に生息しています。

体の大きさだけでなく、生息地や食性も通常のカバとは異なっています

水中での活動も可能ですが、ほとんどの時間を陸上で過ごす動物です。

世界三大珍獣が揃っていた上野動物園

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現在、日本で世界三大珍獣が揃っている動物園はありません

かつては上野動物園でジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバの3種が飼育されていましたが、2023年7月に唯一の飼育個体だったオカピが死亡しました。

上野動物園に足を運んだ際は、パンダだけでなくコビトカバもチェックしてみましょう。

エマ
エマ

上野動物園にはコビトカバもいるんだね。

まとめ

・ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバ
・動物学者の高島春雄さんが提唱
・世界四大珍獣、世界五大珍獣もある
・現在日本で世界三大珍獣が揃っている場所はない

トミー
トミー

生息地が限られている珍しい動物だよ。

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