動物園の人気者であるジャイアントパンダを、無料で見る方法をご存知でしょうか。
それも、画像や動画ではなく、生のパンダを見る方法です。
日本でパンダを飼育している動物園には、無料で入園できる日が何日か存在しています。
お得な無料開園日には、ぜひパンダのもとへ、足を運んでみましょう。
パンダがいる動物園
日本でジャイアントパンダを飼育している動物園は、3か所です。
そのうち、上野動物園と神戸市立王子動物園には、誰でも無料で入園できる、お得な日が設けられています。
動物園 | 通常時の入園料 | 無料開園日 |
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上野動物園 | ・一般:600円 ・65歳以上:300円 ・中学生:200円 ・小学生以下:無料 | ・開園記念日(3月20日) ・みどりの日(5月4日) ・都民の日(10月1日) |
アドベンチャーワールド | ・一般:4800円 ・セニア(65歳以上):4300円 ・中人(12~17歳):3800円 ・小人(4~11歳):2800円 | – |
神戸市立王子動物園 | ・一般:600円 ・中学生以下:無料 ・兵庫県在住の65歳以上 | ・開園記念日(3月21日) |
ほとんどの無料開園日は国民の祝日なので、パンダを見る絶好の機会といえるでしょう。
ただし、無料開園日は、普段以上に混雑する可能性があるため、注意が必要です。
無料で動物園に入園できるんだね。
上野動物園の無料開園日
上野動物園では、年に数回、無料開園日が設けられています。
開園記念日の3月20日は平日の場合もありますが、この時期は春休み中の学生が多く、いずれにせよ混雑が予想されるでしょう。
神戸市立王子動物園の無料開園日
来園から20年以上経つタンタンが飼育されている王子動物園では、開園記念日の3月21日に誰でも無料で入園できます。
高齢のタンタンは体調管理のため、2023年現在、観覧が中止されています。
最新の情報は、公式サイトを確認してください。
パンダの剥製がある施設
生きたパンダだけではなく、過去に人々に親しまれていた先輩パンダたちの剥製が見られる場所があるとご存知でしょうか。
パンダの剥製が展示されている東京都内の2か所の施設でも、無料で入園・入館できる日が設けられています。
施設 | 通常時の入園料・入館料 | 無料開園日・開館日 |
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多摩動物公園 | ・一般:600円 ・65歳以上:300円 ・中学生:200円 ・小学生以下:無料 | ・みどりの日(5月4日) ・開園記念日(5月5日) ・都民の日(10月1日) |
国立科学博物館 | ・一般、大学生:630円 ・高校生以下:無料 ・65歳以上、18歳未満:無料 | ・5月18日(国際博物館の日) ・11月3日(文化の日) |
こちらの施設も、パンダを飼育している動物園とあわせて楽しみましょう。
パンダの剥製が展示されているよ。
多摩動物公園の無料開園日
東京都日野市にある多摩動物公園では、日本に初めてやってきたパンダ、カンカンとランランの剥製が展示されています。
ゴールデンウィークの5月4日と5月5日は、2日連続で無料開園日となっています。
国立科学博物館の無料開館日
上野動物園のすぐ近くにある国立科学博物館に展示されている剥製は、ホァンホァン、フェイフェイ、トントンの3頭です。
年に2回の無料開園日にくわえて、高校生以下であれば、普段から常設展の入館料が無料となっています。
多くの施設が無料になる「都民の日」
東京都内では「都民の日」である10月1日に、動物園や美術館などの多くの施設が無料になります。
入園料・入館料などが無料になる施設 | |
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動物園・植物園 | ・上野動物園 ・多摩動物公園 ・葛西臨海水族園 ・井の頭自然文化園 ・神代植物公園 ・夢の島熱帯植物館 ・東京港野鳥公園 |
美術館・博物館など | ・東京都美術館 ・東京都庭園美術館 ・東京都写真美術館 ・東京都現代美術館 ・江戸東京たてもの園 |
庭園 | ・浜離宮恩賜庭園 ・旧芝離宮恩賜庭園 ・六義園 ・小石川後楽園 ・旧岩崎邸庭園 ・向島百花園 ・清澄庭園 ・旧古河庭園 ・殿ヶ谷戸庭園 |
年に一度の都民の日は、パンダがいる動物園に限らず、多くの施設を無料で利用できる、ありがたい機会です。
「無料でなくともパンダはいつも見に行っている!」という方は、かえって普段足を運ぶことのない施設に行ってみてはいかがでしょうか。
動物園以外にも無料の施設がたくさん!
まとめ
・上野動物園と王子動物園には無料開園日がある
・多摩動物公園にはカンカンとランランの剥製
・国立科学博物館にはトントンをはじめ3頭の剥製
・都民の日には多くの施設が無料
無料開園日は混雑に注意しよう。