近年、世界中で循環型社会を目指すSDGsの動きが盛んです。
アドベンチャーワールドでもパンダの食べ残した竹を有効活用する「パンダバンブープロジェクト」がおこなわれています。
どのような取り組みがおこなわれているのか、プロジェクトの内容を紹介します。
パンダバンブープロジェクト
パンダバンブープロジェクトは、パンダが食べ残した竹、糞を資源として有効活用することを推進するプロジェクトです。
アドベンチャーワールドを運営している株式会社アワーズは、大阪府岸和田市とSDGsパートナーシップ協定を結び、循環型社会の形成に取り組んでいます。
パンダの食べ残した竹を有効活用するプロジェクトだよ。
竹あかり
パンダが食べない竹幹を使って手作りされた竹あかりは、夜のアドベンチャーワールドを優しく照らしてくれています。
2021年の東京オリンピック開会式前夜には、全国47都道府県と世界8か国で竹あかりを一斉点灯するプロジェクト「みんなの想火」に参画しました。
パンダバンブーリング
パンダバンブーリングは、伝統工芸「京銘竹」を扱う長岡銘竹とのコラボ商品です。
パンダが食べ残した竹は強度がないため、一緒にハリのある京都の竹を編み込んで作られています。
リングだけでなく、ピアスやボトルスタンドといった商品も作成されました。
ワーケーションスポット
2021年、アドベンチャーワールドのサファリワールドにモバイルワーケーションスポットが設置されました。
滋賀県立大学陶器浩一研究室と共同で設計し、屋根、柱、床にパンダの食べ残した竹が使用されています。
電源やWiFiが備え付けられた、快適なスポットです。
アオリイカの産卵床
2022年、和歌山南漁業協同組合協力の協力のもと、竹の枝葉を使ったアオリイカの産卵床が白浜の海底へ設置されました。
5月中旬に設置された産卵床は、7月にアオリイカの産卵が確認されました。
まとめ
・アドベンチャーワールドの取り組み
・パンダの食べ残した竹を有効活用
・大阪府岸和田市とSDGsパートナーシップ協定
・様々な企業・団体と協力
循環型社会を目指す取り組みだよ。